第3幕 聖徳太子と小野妹子 <前編>

 

後の伝説・遣隋使シリーズ第一弾。運命の出会い編です。

ちなみに私がコミックスを読んだ順番は 5巻→7巻→1巻→2巻→6巻→3巻→4巻 とかそんな感じです。

なので7巻の仲良しっぷりに衝撃を受けた後のこの第3幕はすごく新鮮でした。

てなわけで、邪推(文字通りヨコシマな推測)入りまくりなレビュー、いってみよー!

 

 

・「はじめまして この度遣隋使に任命されました小野妹子です」

上で出会い編と書いてしまいましたが、これが本当の初対面かどうかと勘繰れば妄想は尽きる事がありません。

いつかあの人の近くで仕事がしたい、とちっちゃな妹子は木の陰から太子を熱く見つめていたかもしれません。その頃からストーカーです。その頃はまだジャージが制服になっていなかったので、正装していた太子の本質を妹子は知りませんでした。黙ってればかっこいいのが太子なのでした。

あれ、何故かおとぎ話っぽい口調になっている。とにかく「幼少期に出会っていた設定」が大好きです。

幼少期と言えば以前小説サイトさんで読んで物凄く感銘を受けた話があって、身分の低い自分は朝廷で働けないと悩む妹子に、太子が「身分関係無く実力が認められる制度を私が作ってやる!」と告げる。しかしその後妹子は記憶喪失になってしまいこの時の事を覚えていなかった、だから「はじめまして」なんだ…… というエピソードだったのですが、それはもう素敵でした。太子がかっこいいのなんのって。「ふわぽわ」は、かっこいい聖徳太子を応援します。(エール)

一言しか喋ってないのに初っ端から長くてごめ…ごめりんこ。

 

・「人が真面目にあいさつしてるのに太子……」

まじめっこ小野妹子。まだ顔つきが男らしいです。ヤツのこの頃の男前さは異常。

 

・「誰がエロ漫画家だ失敬な!」

せっかくの第一声がエロ。後のスーパーセクシーもしくはセクハラの伏線と思われます。変態思考ってよりはオッサン丸出しっぽいです。昼間っからジャージでくつろぐますだ先生を想像して萌えたのは私だけでいいです。

 

・「ノーパンなの!?」

あ、そうだノーパンだった。変態でした。変態でした。(2回言うな)

ノーパン健康法はリラックスに良いそうです。パンツをずっと穿いているとゴムによって肉体が緊張し、やがて自律神経の変調によって自然治癒力が衰え、あそこが痛くなったり苦しくなったりする事がある、とのこと。大変だったんだね、太子。下半身に物凄い気使ってそう。そこに悩みが集中してそう。置かれた身分故に女性経験豊富な太子もいいけど、童貞包茎な太子も捨てられない(童貞だけに!)と思っているのですが、どうしたらいいですか ―― 神奈川県 MGN

答え ― 二人いればいい。

 

「菊丸先輩が二人!?」とかそういうアレ。

 

健康法はきっとラジオか雑誌(健康雑誌じゃなくてプレイボーイとかそのへん)で情報を得たんでしょう。「偉いんだぞ!」とかやたら言ってる割にえらい庶民的な太子が好きです。

 

・「はッしまっ……」

うっかりさん!

このパシッていうの、1巻でやたら見るんだけどなんだろう。ますだ先生のマイッブームだったのか。

 

・「摂政として積極的に他国の文化を摂取することにつとめている」

このへん、かなりまともに喋っててビックリしました。(今更ながら失礼) 言ってる事は相当かっこいいノーパンです。まだ「この人は聖徳太子」として見れるんですよねぇ。今はもう「太子」っていうキャラとして見ちゃうからなぁ… 間違ってないけど。

 

・「これが驚くほど評判悪くて…やんなっちゃう」

この口調が好きだ。やんなっちゃう。ジャージ、動きやすいのにねぇ。これが色に分かれてるとすれば相当カラフルな仕事場になります。

 

・「第一印象から決めてました」

ツンデレーダー発動!!!!

太子に一目惚れして憧れて朝廷で働くようになったくせにこの!こいつは嘘をついてる味だぜ!(ブチャラティ)

「ふわぽわ」は健気な妹子を応援します。(己の脳内)

心なしか雰囲気がコンテー大尉。初期の妹子はツン色が強くて大変よろしいと思います。

 

しかしここは「ちょっと待った!!」と第三者が割り込むところ。

 

 

恋の行方よ、いかに!! 分かりにくい上に可読性ゼロですいません

 

・「君も隋に行けばいいってことさ 行きたがってたろ」

そんなわけで馬子さん登場。太子の保護者的役割と見たがどうか。しかし馬子キッスは気になります。黒。黒。黒いのか。

あくまのキッス と あくまのディープキッス みたいな違いってことですか。(マザー2)

あくまのキッスが使えるなら てんしのキッス も使えるはずです。(ポケモン)

チョップで相手のHPを削ってキッスで眠らせてキッス(黒)でしびれさせてゲット。捕獲するのにボール不要です。

もしくは、かの守屋ン(守屋さんと打とうとして間違えました…モリヤン)は馬子キッス(黒)で馬子さん自身に暗殺されたのかもしれません。ハッ…それとも捕獲されただけで密かに馬子さんの(省略されました)

 

にしても(黒)ってつけるとなんでも裏仕様っぽくなります。大発見。

摂政(黒)

ノーパン(黒)

共通トイレ(黒)

幼女(黒)

タカミン(黒)

アムロ(黒)行きまーーす!

ミルク色の夜明け(黒)

月刊ジャンプ(黒)

ふわふわのぽわぽわ(黒)

もう思いつかない(黒)

 

・「ジャージ着とらん」

この子意外と天然かもと思い始めた一コマ。

ジャージが制服になったらしい、とかそういう噂も届かないくらいの地位なんですか、妹子は。

 

・「くさいから」

イカくさいらしい。イカ。これ下ネタしか連想してなかったんだけど本当はどういう意味でとればいいのでしょうか。

早めに提示してくれないと「あ、やっぱ日和の太子は彼女いないどころか奥さんもいないのか、だから昼夜かまわず一人遊びを……男性ホルモンが活発な人ほどハゲやすいらしいし太子の毛根ますます死んじゃうよ……早く妹子早く!!」という思考で定着してしまいます。大変。(?) 

にしても「な なんです?」の太子にえらくトキめきます。なぜか物凄く萌える。今じゃあんまり見れない様子だからかな。

 

・「やめてください太子 ムギュ〜〜〜」

カワイイ。

 

・「ハハ…」

妹子なりの優しさ。しかし顔に出るタイプでした。目がでっかいから更に分かりやすいのです、たぶん。

初対面なりの遠慮?今だったらズバッと言うはずです。仲良しだから。仲良しだから!

太子は態度で示してくれる人は好いてそうだと思います。安心するから。

逆に馬子さんとか何考えてるか全く分からない人は苦手そう。

  

・「私って臭かったんだ………」

自分の臭いって気付きにくい。

この間居酒屋でコップにハーってやって臭い嗅いだらお父さんの臭いがして物凄くショックを受けました。そんな事すんなよ。(セルフツッコミ)

あと、この時点でもう冠取ってましたね…!うん、グッとくる。

 

・「おっそいな〜〜聖徳太子のヤツ」

独り言になると口調が乱暴。育ちがわかる感じ。普通の若者ぽくてよいです。

この「敬語とタメ語の使い分け」は妹子の最大の魅力のひとつと思ってますがどうですか。

曽良くんほどじゃないけど飴とムチというか。グッとくる!

 

・「遅れてごめん!」

デートには遅れてくるタイプの太子。3・4時間とかそれくらいのレベルだと思います。こんな携帯もない時代に堂々としたヤツですね。

携帯があったらあったで電話とかメールの送り方すらわかってなさそう。もしくはすぐ家に忘れてきそう。

「携帯電話なんだから携帯しろ!」って妹子に怒られてついでに操作方法も教えてもらっているうちににゃんにゃんすればいいです。(急展開)

 

・「そのトキメキをポエムにしてみたり」

乙女思考。妹子にラブレター送りまくるのもこういう事ですね、うん。

 

・「私 聖徳太子なんだけど…」

太子は自分が「聖徳太子」という事をやたらアピールします。あきらかに身分にあぐらかいてます。

でもそんな太子にも遠慮なく「黙れ!」とか言っちゃう部下が恐らく初めて現れたわけで太子ビックリ。こいつタダもんじゃない!

この距離感が後に心地よくなるのです。太子はドMかドSかを真剣に考えた結果、おそらく両極端にオールマイティ。

 

・「このイカダで漕げばきっと追いつける!」

座り方がこの頃から既にコレなのがカワイイ。

 

・「なんで僕のジャージはノースリーブなんでしょう」

第1セクハラポイント通過!

 プレゼントした服はなんとノースリーブ! 男性が服をプレゼントするのは着せるためでは無く脱がすためだとはよく言いますが、着てる時にも露出の高さを要求するなんてあまりにも大胆です。モロです。ハレンチ学園です。思えば、出会ったその日にデートの約束まで漕ぎつけるなんて凄い事です。しかも早速二人っきりです。ハッ…ま まてよ、これがもしや全て確信犯だったら?ジャージを制服に義務づけたのも、前々から隋に行きたいと馬子さんに言っていたのも、船が行ってしまった後に待ち合わせ場所に来たのも、全ては

 

「 計 画 通 り 」

 

(@夜神月) だったとしたら――――!?

 

 

そんな太子とか、どうですか (どうですかって言われても)

 

・「これでは腕を蚊にさされてかゆくなってしまいます」

問題そこなのか。視姦されたり揉まれたりするのは予想してなかったのか。

 

・「袖の長さは朝廷における地位を表しているから…」

5位でノースリだったら12位とかどうなっちゃうんでしょう、って問題ですよ。やっぱ下が短くなっていくんでしょうか。

ヘソが隠れりゃ人生オールオッケーな太子なので最終的には腹巻だけとかそういうのですか。なんというハレンチ朝廷…

 

・「え?ウォンチュー?」

ヒゲ部な太子。あまりの急展開に流石の太子も赤面です。「ウォンチューを一つ」ってカッコイイ告白だな。

普通に考えてここで赤くなるのはどう考えてもそっちの人です、もしくは「もう本当どんなんでもいい」な人です。うえているのか、太子。

これから妹子にたっぷり愛を注いでもらえばいいと思います。でも妹子の愛情表現は分かり辛いので注意が必要です。

もしかしたら既にこの時まんじゅう=ウォンチューという隠語で伝えようとしたのかもしれません。

それが本当に伝わってしまったので「ギクッ な なんで分かったんだこの人…!」と慌て、素直じゃない妹子は「ふざけんな!」と返してしまったのかもしれません。恋は駆け引きです。それこそデスノばりの心理合戦を繰り返し、遣隋使は成長していくのです。(かもしれません)

 

・「毒とかポイズンとか入ってんじゃないだろうな」

告白を毒と言われちゃ妹子も傷心。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。

「太子の鈍感…!」って体育座りでいじければいいと思います。

 

・「半分こです」

まあ可愛い

と思ったり思わなかったりしました。思いました。半分こ。仲良しの第一歩、お近づきになれる大チャンスです、このために一個しか持って来なかったのかもしれません。ここまで来たら妹子のほうもどんどん深読みしていきましょう。そう、妹子は太子と旅することになって緊張していたのでしょう。実際会ってみると太子は理想とはだいぶかけ離れた人物でした。アホでした。ボケを繰り出してくる太子に軽快につっこんでしまいました。こんな人だったのか、拍子抜けした妹子でしたが、しかし幼い頃から抱いていた憧憬が消えることはありませんでした。せっかくの初デートです、お弁当のひとつでも作っていこうと思っていたのでしょう。そこでふと思い出したのは先日受け取ったジャージ。そうだ、あれを着なきゃいけないんだった、ジャージなんて嫌だな…太子はどんな服をくれたんだろう…広げてみると、ナマ腕まるだしノースリーブ。あの人何考えてんだよ、と流石の妹子も腹が立ちました。弁当なんて作ってやるか!と勝手に憤慨し、その辺のお菓子でいいやとばかりにまんじゅうをかばんに詰め込みました。仲良くなるにはお菓子が一番です。私はそう思います。

 

そして素直に感謝された妹子は、「こんな風に割れました」と照れ隠しするのでした。見事なツンデレです。

妹子がこんなに乙女だとは想像しませんでした。(してる)(いっぱいしてる)

 

・「はい どう…ぞ!」

照れ隠しパート2。

 

・「なにフェイントかけてんだコラーー!」

ワンダフル魁・スペシャルバージョン。

だから照れ隠しだと言ってる!

 

・「こいつ案外イヤなやつだ!」

鈍感な太子に妹子は株が大暴落です。一個のまんじゅうでマジゲンカしてるこの二人の可愛さとおバカさが物凄く好きです。

しかし二人はいつでも本気です。アホなだけならまだしも、身分のことを妹子に言ってはいけません。繊細だから。繊細な一面を見せるから。

むしろそんな一面がもっと見たいですが。そういう画どんどん下さい。

 

・「結局こいつも馬子さんと同じで私を軽視している!」

相当な勢いでかっこいいです。太子…かっこいいです。

日和内での馬子さんと太子のコンビネーションはどう見ても上手くいってなさそうです。小さい頃から一緒のはずなのに…。この二人のやり取りがもっと見たいです、推古天皇も登場してくれると尚良いです。あと崇峻天皇とか用明パパとかモリヤン(モリヤン言うな)とかそのへんの方々も…ドロドロした大人の世界で育つ厩戸皇子、笑顔の下に暗い過去。(嫌なキャッチコピー) 口癖が「みんな大嫌いだ!」なのも幼少期が原因じゃないかとかそういうの。

「もう嫌だ」だと投げやりっぽいんですが。あ、そうか太子は諦めが早くて気が短いんだった…やってられっか!な大人子供だった。でもヤるといったらヤる男、それが聖徳太子なのでした。

誤変換なんてない。

 

先ほども書きましたが私は用明パパ崩御後の太子の保護者的役割が馬子さんだったらいいなと物凄く個人的に考えてる人なので、苦手意識を持っていながらもなんだかんだいって仲良くやってたらいいなと思います。

こう…いちいちスケールのでかい会話をして周りに引かれてそう。寺単位で賭けとかしてそう。

「この戦いが終わったら、飛鳥寺を建てるんだ…」

死亡フラグがフラグにならない男・蘇我馬子です。(かっこいいキャッチコピー)(そうか?)

で、それを聞いた太子(12歳)が「じゃあ私四天王寺建てるー!」「お前にはまだ早いな」「なんでですか!出来ますよー!」みたいに二人で談笑しながら槍とかブンブン振り回してるのを聞きながら周りの人たちは「いやいやこれそんな軽いノリの戦いじゃねぇから!人いっぱい死んでっから!」みたいにつっこみたい、けどつっこめない!みたいなもどかしさを感じてるといいです。

後の物部の戦いです。(妄想です)

 

でも太子の幼少期の口癖は「素敵な恋がしたい」だといいです。(思いつきで打ってます)

 

 

こうして一個のウォンチューのため気付きかけた愛もすれ違った二人のジャージ男は、これから起こる伝説と真実の愛、壮絶な駆け引きと悲恋、そして別れ…究極のラブストーリーへの道を歩んでいるとは知る由もあったのか無かったのかとにかくイカダを船へと近づけます。

聖徳太子の今後の秘策とは!?

小野妹子の心揺れるプレゼントとは!?

そしてこっそり二人に近づく黒い影とは!?

 

 

後半へ続く!! (エェ〜〜っ)(一人)